初めてのエンディング産業展2015 ⑤

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棺に入った経験はありますか?

ここで「あります」と答えた人は死後の世界の住人か、イベントなどで流行りの入棺体験をした人かと思います。

エンディング産業展2015では体験型のブースも多く、身をもって感じることができます。

そんなわけで私も入ってきました、棺。

 

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布団をかけてもらい、

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蓋をしめてもらう。

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初めて入った棺から見えたのは、電気が一個切れたビッグサイトの天井でした。

生前、棺に入ると長生きできるとのことです。

 

そんな体験をさせてくれたのは、納棺士を養成する学校を運営している㈱おくりびとアカデミーさん。

 

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後々気付きましたが仏衣試着体験も出来たとのことで後悔。

 

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おくりびとアカデミーの代表取締役の木村光希さん。

モントリオールやアカデミー賞など国内外の映画祭で評価された映画「おくりびと」

その映画の主人公に技術指導として携わった納棺士の第一人者の父の影響を受け、

自らも納棺士になった木村さん。

 

そして今回のエンディング産業展で特別協力でもある木村光希さんにお話しを伺いました。

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【エンディング産業展に特別協力したきっかけを聞かせてください】

「納棺の儀式のデモンストレーションを中国、台湾、香港などアジアの展示会でやっていたんですけども、その展示会がすごくパブリックで、業界の垣根だけではなく、国や媒体の垣根を超えていました。

やっぱり葬儀業界っていうところでどうしても暗いイメージを持たれるんですけど、そういうオープンな形の展示会を日本でもやることで少しづつブレイクスルーしていきたい。

 納棺師コンテストとか美坊主コンテストっていうキャッチーなものを取り入れていくことで、

そういう業界なんだよって一般の人にも伝えやすいものをやっていきたいと思っています」

 

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【始まってみてどうですか?】

「実際、トラブルもあるんですけど、来場者も安定しているし、メディアにも沢山取り上げていただいたことで出展者も喜んでもらえたて、ものすごくよかったなと安心しております。

同時に今後の目標も見えてきて、今後は一般の方をもっと呼び込んで、葬儀は勿論、生や死を考えたり、色々なブースを見て比較できるような会にしていきたいです」

 

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【木村さん自身の今後を教えて下さい】

「ミッションとしては‟おくりびと”というのを日本の文化にしていきたい。

そしてそれが世界の文化になっていくことで、おくりびとができる仕事をどんどん増やしていきたいです」

 

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木村さんには圧倒されるほどの人を惹きつける魅力を感じました。

見た目の爽やかさは勿論ですが、内から溢れ出るバイタリティーがすごい!

その源は何なのか聞いてみました。

 

納棺士をしていて、色んな死の現場に立ち会って、一番いい死に方ってなんだろうなってすごく自分の中で考えてきました。

お金があれば幸せってことではないなっていう現場も見てきたし、僕としては何を残していけるかというところで、死と逆算して考えるそこが源にはなってるかなと思います」

 

沢山の終焉を見てきた木村さんが最後にこんなことも言っていました。

 

「死が当たり前になる仕事になってはいけない」

 

それこそ当たり前のこととして聞こえるかもしれませんが、木村さんの立場で言えること、本当に尊敬します。

 

 

全5回で書いてきました「初めてのエンディング産業展2015」

最初は色々な企業が考えた面白い商品や新しい発想が見れると思って行きましたが、そんな自分が恥ずかしくなるほど、それぞれの企業が【お客様のニーズ】から始まって、【工夫と試行錯誤】を経て、進化の物語があることを感じました。

 

次回のエンディング産業展2016は8月22日~24日に同じく東京ビッグサイトで行われるとのことです!

まだ先ですが、今から楽しみです!

 

 

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