どうやってお通夜と告別式を見分けるの?

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▼現在の通夜と告別式 何が違う?

現在の葬儀では通夜と告別式が執り行われ、二日間にわたってどれぞれ1時間程度の儀式を行い、故人と最後のお別れをすることが一般的です。通夜は故人と親しかった方々だけで行い、告別式は故人と縁があった方々で最後の別れを告げるための儀式です。

▼本来は夜通し弔問する通夜

本来、家族や近親者が故人への想いを寄せて時間を過ごし、友人・知人が弔問に訪れて故人の家族や親戚と思い出話をしながら一夜を明かすものです。つまり、夜通し行うから通夜と言われます。夜が更けて日が昇るまで、ろうそくと線香を絶やさないようにする慣習があり、最近では長時間付けられる渦巻き式線香が普及しています。また通夜に参列した弔問客には「通夜振る舞い」として食事などが提供されることが多く、故人への供養の意味もあるので時間がなくとも一口だけでも箸をつけるのがマナーです。ただし長居はNGなので早めに退席するように心掛けましょう。

▼お別れを告げに行く告別式

通夜の翌日に執り行われる告別式は、本来は葬儀とは全く無関係のものでした。日本で最初に告別式が行われたのは、1901年に亡くなった思想家の中江兆民の葬儀で、最初は無宗教葬の一つとして行われたといわれています。芸能人や有名人が亡くなった後にファンに向けて行う「お別れの会」が、告別式の本質であると考えてよいでしょう。告別式では、参加した多くの人が出来るだけ故人との最後のお別れを済ませられるよう通夜を簡素化した内容が行われます。基本的な内容としては生前の故人の紹介とお坊さんによる読経、参加者全員による焼香、喪主・遺族からのあいさつ程度です。

▼通夜と告別式どちらに参列すればいいの?

通夜と告別式の本来の意味とはかけ離れてしまっている現在では、どちらに参列しても構いません。以前は故人と深い関係があれば通夜と告別式に、知人であれば告別式だけに参列することが慣習としてありました。しかし、現代社会では参列者の都合に合わせて参列することが多く見受けられます。

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