自分の命と引き換えに子供の命を守り続けた母。子を想う無限の愛に感動。

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妊娠している時に、悪性のがんであることがわかったらあなたはどうしますか。2人の子供を先天性異常で失って以来、悲しみに暮れていた夫婦に新しく授かった3人目の子供の命。でもがんのための治療をすれば胎児に悪影響を与えてしまう。

あなたなら、子供を諦めますか?それとも自分の命と引き換えにしてでも産みますか。生まれて来た子供がママを失ってしまうことになっても?ここに、迷うことなく生まれてくる新しい命を優先した28歳の母親がいます。彼女はまさに命をかけて胎児を想い、守り抜いたのです。

 

チアラさんとエンリコさんには辛い過去があった

イタリア人のチアラさんとエンリコさん夫婦。彼らは過去に2人の子供を失うという辛い過去がありました。そして2010年にチアラさんの妊娠が発覚。しかしチアラさんにがんが発覚。医師から胎児は順調に育っていると言われて大喜びしていた矢先のことでした。

 

悪性のがんだと言われた

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化学治療を行えば、当然胎児に悪影響を及ぼしてしまいます。それを知ったチアラさんはやっと授かった健康な命を最後まで守り抜く決心をしたのです。無事に出産するまで治療はしない、そう決めたチアラさん。彼女の愛と強い意志により、フランシスコくんは2011年5月に無事に誕生しました。

でも、産後にチアラさんの容体が悪化

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がんが進行したためにチアラさんは片目を失明してしまう事態に。そして1年間の闘病生活の末に、2012年6月に28歳という若さでこの世を去ってしまったのです。チアラさんが亡くなる1日前にフランシスコ君に残された手紙にはこのように書かれていたそうです。

「ママは、あなたのお兄ちゃんとお姉ちゃんの面倒をみるために天国に行きます。あなたはパパとここにいて。お母さんはいつもあなたを想っているわ。」自分の命を犠牲にしてフランシスコ君の命を救ったチアラさんのことを、夫のエンリコさんは「息子が大きくなったら絶対に妻のことを話して聞かせるよ。」とコメント。

「子供と妻の命から大切なことを学びました。」

 

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エンリコさんにとっては、最愛の妻を、フランシスコ君にとってはたった一人の母親を失ってしまいました。でもエンリコさんは言います。「30分の命も100年続く命も同じだということを学びました。」

たとえ28年という短い命であっても、チアラさんのフランシスコ君への愛は無限で満たされていました。28年という命を必死で生き、息子を守り通したチアラさん。大切な人たちへの愛に溢れた彼女の人生と共に28年間生きられたことは幸せなことだとエンリコさんは語りました。

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告別ミサには多くの人が集まった

 

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チアラさんの献身的な生き方はメディアを通して世界中に広まりました。このことを知った多くの人々がチアラさんの告別式に参列し、涙を流し冥福を祈りました。

母の我が子に対する無限の愛

 

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運命のいたずらとも言うべき不幸な出来事に、世界中の人が深い悲しみと感動を覚えました。過去に亡くなった二人の子供のいる天国へ行けば、きっと二人はママに会えて嬉しいでしょう。でもその一方で、フランシスコ君はママを失ってしまったのです。

自分の命が母の命の犠牲により授かったことを、フランシスコ君はいつか知る日がやってくるでしょう。その時に、自分の命をかけて最後まで自分のことを守り抜いたチアラさんの無限大の愛とその勇気にきっと感謝せずにはいられないでしょう。

 

出典元:Spotlight

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