「お墓参りは夜」が常識!?長崎県の変わった県民性

「夜に墓参りに行くと亡くなった人が起きる」という迷信がある。
そんな事を言われなくても夜にお墓参りだなんて、
きもだめしか罰ゲームでない限り絶対行きたくないと思うのだが……

なんと、夜にお墓参りに行くのが常識の県があるのだ!

お墓参りを昼に行った方が良い理由

そもそも墓参りは午前中、もしくは日が高いうちに行くほうがいいとされているが、
その理由はもちろん本当に亡くなった人が起き上がったり霊がついてきたりするから…
というわけではない。

実際のところは墓地の管理の問題であったり、
段差の多い墓地を夜間に参拝することが危険であったりするため、
そう言われるようになったというほうが正しい。

お昼に行くことがごく自然だと思うのだが、
夜にお墓参りをするなんてどんな理由があると言うのか。

夜にお墓参りをする県「長崎県」

お盆の時期には夜に墓参りに行くという風習が、長崎には根付いているのである。

長崎では、お盆の時期になると親戚から大きな提灯がたくさん送られてくる。
これと木枠を抱えて夕方ごろからお墓参りに出発し、数段に組んだ提灯を飾る。

日が落ちれば提灯に火をともし、その前でなんと花火を打ち上げるのだ。
しかもロケット花火や爆竹など鳴り物系が多いものだから、
長崎のお盆の夜は実ににぎやかになるのだという。

なんとも異様な光景ではあるが、長崎ではこれが常識なのだ。

これらの風習は江戸時代から残っているものらしいが、
爆竹を鳴らすという行為は中国的な要素を色濃く感じる。
おそらく鎖国政策がとられていた江戸時代に、
唯一中国や朝鮮などと交流があったことに由来するのだろう。

所変わればお墓参りの形も変わるものなのだなぁ。

まとめ

個人的に、お墓参りは「静かに」「明るいうちに」するものだとばっかり思っていたが、死を悼む気持ちがあれば、形式にとらわれる必要はないのかもしれない。

……でも、お墓参りは明るいうちに行きたいものだ。怖いものは怖い。

出典:ちいさなお葬式

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