葬儀屋元従業員が“死人体験”を企画(韓国)

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自殺率では世界ワースト2位と言われている近年の韓国。毎日40人もの人が自殺している計算になり、ここ20年で4倍以上に膨れ上がってしまったそうだ。人々の自殺願望を抑えるべく何らかの対策が必要だと言われる中、韓国にやや異質な“葬儀施設”が誕生して注目を集めている。

「死ぬとはどういうことなのか自身で経験してみましょう」というその企画。このほど大量の棺桶が待ち受ける韓国の「Seoul Hyowon Healing Centre」にやってきたのは、自身の中に自殺願望があるという学生たちであった。彼らは遺言や愛する人たちへの別れの手紙を書いた後、死に装束に着替えて自身の大型の写真が入ったフレームを胸に棺に潜り込み、蓋をしめて10分間ほど暗闇の中で横たわったという。

一言に自殺といっても動機はまちまちだが、韓国の学生の自殺に関しては受験や就職におけるプレッシャー、親の重すぎる期待が一番の原因となっている。そうした若者をなんとか救いたいとしてこの珍しい企画を始めたのは、葬儀会社の元従業員であったJeong Yong-munさん。彼は参加した学生たちに「困難は人生にはつきもの、一つのシーンだと受け止め、そこにおいても喜びを見いだせるよう努力するべきなのです」と諭し、棺の蓋を開け、リフレッシュした表情で起き上がった学生たちに「死とは、そして生とはどういうものなのかがわかりましたか? 人生は闘いです。生きて真っ直ぐ前を向いて歩くしかないのです」などと声を掛けたという。

今年3月、韓国の教育省は“自殺願望”を思わせる単語が使用されているSNSの書き込みやメールを徹底的に検閲し、必要であれば保護者に警告すると発表した。しかしこれには「韓国の根強い学歴社会こそが大きな問題。ソウル、延世、高麗のトップ3大学を出た、0.1パーセントにも満たない者だけが勝ち組となって社会を牛耳る、それを国をあげて打開してほしい」との意見が相次いだ。韓国では学習塾が大繁盛で、学校は午後4時に終わるも深夜11時まで塾に缶詰めになっている子も多い。案の定そのプレッシャーに押しつぶされ、志望の大学へのキップを手に入れられなかった高校3年生による自殺は11月に集中しているという。

※ 画像はtwitter.com/Drudge_Reportのスクリーンショット。
出典:TechinsightJapan

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