エンバーミング

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エンバーミングの歴史


エンバーミングの始まりは古代におけるミイラにまで遡る事ができる。防腐、修復といった処置からは、今日のエンバーミングと共通した意義を読み取れる。

近代においてエンバーミングが急速に発展する契機となったのは、1860年代アメリカの南北戦争であるといわれている。

当時の交通手段では、兵士の遺体を故郷に帰すのに長期間を要し、遺体保存の技術が必要とされた。 さらにベトナム戦争により、同じ理由で、一層の技術的発展をみた。

 

概要


人間をはじめとした動物の肉体は死後、臓器の消化酵素や体内中の微生物によって分解が始まる(腐敗、自己融解)。また同時期に腐肉食性のクロバエ、ニクバエの幼虫(いわゆる蛆)の摂食活動により損壊が進む。

腐敗の程度は気温、湿度、衛生環境などによって大きく変動するが、数日で目に見える死体現象が生じ、数週間から数ヶ月で腐敗が進行しきり、白骨化する。

こうして腐敗の進んだ死体は、結核菌などの病原菌を有していたり悪臭のする体液が漏出することがある。

また死後変化による外見上の変化はおおよそ見るに耐えないもの(乾燥による陥没や死体ガスによる膨張、死斑などは遺体の状態にかかわらず起こりうる)が多く、遺族に精神的なストレスやショックを与える場合がある。

このような死体(遺体)の腐敗や変化を薬液の注入により遅延させ、損傷部位を修復することで葬送まで外観や衛生を保つのがエンバーミングの役割である。

また、遺体の輸送や葬送を行う施設の順番待ちと言った理由から、遺体保冷庫では時間を賄えない場合にエンバーミングが用いられることがある。

国内外への遺体の輸送にエンバーミング処置を義務付けている国もある。

出典:ウィキペディア

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